私はもともと美徳工業の従業員でした。約10年前に独立して協力パートナーという形で働いています。遡ると、違う会社で勤めている時に下請けとして美徳工業さんの仕事をしました。

その会社を辞めて美徳工業さんへ入社したのが約17年前です。美徳工業で約7年間、社員として働きました。自分も面倒見が良く偉大な渡辺社長のようになりたい。その想いが涌き上り、勢いで独立。

渡辺社長は独立もバックアップしてくださいましたし、「これからはグループの協力会社として手伝ってよ」とあたたかい言葉もかけてくれました。

足場の組み立てと解体です。最近はトラックで資材運搬も行なっています。

自営業ですから、足場材に関わる全てができないといけません。心がけているのは、どの業務でも言えることですが、第一に怪我をしないこと。

泉組の従業員にも、それは強く指導しています。自分たちも困ってしまいますし、美徳工業さんにも、美徳工業さんのお客様にも迷惑がかかってしまいますから。

足場の仕事はトータルで20年以上携わっていますが、今でも大変な仕事だという実感はあります。高所作業ですから緊張感も覚えますね。体力的な面もありますし、季節によっての暑さ寒さも感じます。ですから体調管理も安全への配慮も必要です。

仲間への目配りも重要だと考えて実践しています。嬉しいのは、人間的に素晴らしい仲間の皆さんと楽しく働けること。非常に働きやすい職場環境に感謝します。それに仕事自体に魅力がありますね。形として残る仕事ですから達成感があります。

仕事そのもの以外でいちばんなのは、やはり人のまわし方でしょうか。独立してつくづく感じますが、人のまわし方や材料の仕入れなど、全てが収入に繋がってきます。そういう経営のイロハも美徳工業さんには教えていただきました。だから今の自分が存在すると心から思いますね。

美徳工業さんを盛り上げていくのはもちろん、同時に自分の会社である泉組も大きくしたいです。まずは「美徳工業さんのようになりたい」の気持ちで、泉組は頑張っています。