専務

栗原 和人

頑張ってくれる仲間が将来に夢を持って働ける環境をつくりたい

入社経緯から教えてください

美徳工業に入社してから13年は経っています。私は、母親の実家が営む鉄骨屋で働いていましたが、身内の具合が悪くなったため会社を閉めることになりました。

どこへ転職しようかと考えた時、真っ先に浮かんだのが美徳工業。渡辺社長とは小さい頃から家族ぐるみの付き合いがありました。私の両親は渡辺社長が結婚した時の仲人。渡辺社長が高校球児だった時に野球を教えていたのが父親で、母親は社長の幼稚園時代の先生でした。そういう深い繋がりもあって入社するに至ります。

私が入社した頃の従業員さんは皆さん知り合いでしたし、渡辺社長の人柄も知っていましたから、雰囲気の良い会社で働きやすいだろうなと魅力を感じての入社でした。

業務内容を教えてください

最近は現場に出ることが少なくなりました。主にお客様との打ち合わせや、書類関係をまとめる業務ですね。公共の仕事であれば図面を描いて準備する。

人でが足りない時には、現場で監督や指示を出したりもします。現場に出る際に心がけているのは、人間関係を大事にすること。和気あいあいとした雰囲気づくりをつくりながら、必要な時には指導もします。

現場内を調整して、できる限り皆さんが伸び伸びと働ける環境を整えたい気持ちが強いです。和を乱す方には厳しく注意します。やはり真面目に働いてくれる人が我慢するような環境にしたくないですから。

仕事で大変なのと嬉しい点を教えてください

大変なことはあまりありませんね。皆さんが私の性格を理解してくれていることもあり、非常にスムーズに仕事が進んでいる気がします。

今、美徳工業で働いてくれている人は、皆さん裏表がなく、それぞれの気持ちを推し量れる優しい方ばかりです。

嬉しいのは、一つの案件がスムーズにクレームなく、お客様がご満足する形で終了した時。工期の調整や、材料の運搬、職人さんたちの段取りなど、全てが上手くいった時は喜びが大きいです。心強い職人さんたちの頑張る姿も、私にとって大きな活力になっています。

今後の展望を教えてください

美徳工業の仕事というのは、やはり協力会社の方たちがいてくれるから成り立っています。その方たちが、夢を持って仕事に臨める方向性を確立したい。そういう想いがありますね。

協力してくれる職人さんが力をつけ、やがて独立する時を考えた時、彼らには「美徳工業さんとの関係性があるから、独立しても下請けの仕事しかできないのではないか?」との不安があるようです。

私としては互いに共存し、しっかりと利益が生まれる形で、彼らが夢を持って独立できる環境をつくりたい。人間関係が何より大切な業界だと思いますから。

将来的な仲間へ向けてのコメント

未来の仲間へ求める点とは?

望みたいことはたくさんありますが、特に「この点をクリアしている人でなければいけない」と思うことはありません。頑張れるかどうかは本人次第ですから。

まず、仕事は先輩方に付いてもらって覚えます。
現場ごとに経験を積んでいただく。

この仕事に興味のある方には積極的にアプローチしてもらいたいですね。